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2015.9.9  投稿者:傑士

牛乳と乳は全く別物

以前ブログに、
「子供に学校給食で牛乳を飲ませていない10の理由」という記事を書きました。

その10とは、

  1、牛乳は仔牛が飲むもの。
  2、乳は赤ちゃんが飲むもの。
  3、日本人には牛乳を飲む習慣がない。
  4、牛乳は栄養摂取を阻害する。
  5、牛乳はカルシウムを多く含まないし、カルシウムだけでは骨は丈夫にはならない。
  6、乳は生で飲むもの。
  7、牛乳は体にいいどころか悪い。
  8、ご飯と牛乳は合わない。
  9、牛の飼われ方が不自然。
10、子供の健康や牛の命よりも大人の事情が優先されている。
を上げましたが、

色々話を聴いたり調べたりしていると
当たっているものもあれば、そうではないものがあるということがわかったので
今日はそのことについて書きます。


そもそも根本的なところ、本質がずれていました。


■乳と牛乳は全く別物で比較するものではない。

乳には、色んな酵素や乳酸菌などが豊富に含まれていますが
それらは非常に熱に弱く、
高温だろうが低温だろうが殺菌する、つまり熱を加えると
全く異質なものになります。

だから同じ土俵で比べるのはナンセンスで
熱処理された牛乳は、不自然極まりない工業製品なので
そもそもいいも悪いもありません。

粉ミルクなんて、問題外、最悪です。

一方、生の乳には、生命を維持するために必要なものがすべて含まれています。

例えば
乳にしかないカルシウムを吸収するための酵素が含まれていたり
余分な脂肪分を減らすために脂肪を分解する酵素が含まれていたり
精神状態を安定させるものが含まれていたりします。

また酵素も乳酸菌も単体では働かない事が最先端の科学で分かっていますし、
単体で働かすことは今の科学ではできません。

だからサプリなどで乳酸菌や酵素を抽出精製したものを摂取しても全く意味がありません。

乳にはさまざまな酵素が含まれており、絶妙に作用するようになっています。


というわけで、
乳と牛乳を比べること自体、全く別物なので、おかしい話なんですが
上記の4,5,6,7は、ほぼ正解でした。


■大人になっても乳を飲むのは、アジアが発祥。

実は大昔から日本人も乳を飲んでいたそうです。

本来、人間だろうと牛だろうと
乳は自分の子供が飲む分しか通常は出ませんので希少なものだし、
乳には生命を維持するために必要なものが
すべて含まれている貴重なものなので
一部の特権階級の人の口にしか入らなかったそうです。

実際、歴代の天皇は飲んでいたそうです。


乳牛の品種改良(改悪)が進んで
今では10倍もの量が出るようになり
日本では、牛乳になってから大衆化しました。

昔から乳の素晴らしさは認識されていて日本でも飲まれていたということなので
上記の1,2,3は間違っていました。


■乳糖不耐症はでっち上げられた嘘。

乳糖不耐症と言い出したのは、乳業メーカーです。


熱を加えられた乳は、胃で凝固せず腸に直接届きます。


そして牛乳そのものが異物なので早く出そうとして下痢になったりします。

だから牛乳を飲めばお腹を壊して当たり前です。

買った人が牛乳を飲んでお腹を壊すとクレームになるので
「日本人の2割は乳糖不耐症なので、体質によってお腹を壊すこともあります」
と言えば、言い逃れできるので、そのために仕組まれたのが乳糖不耐症です。

加熱していない乳にも当然乳糖は含まれていますが
普段牛乳を飲んでお腹が痛くなったり下痢をしたりする人でも
生乳なら大丈夫なので乳糖が原因ではなく牛乳が原因と言えます。


ということで上記の2,3は間違っています。


■種より乳の質が重要。

人間には人間の乳、牛には牛の乳がいいに越したことはありませんが
自然界では種の違う赤ちゃんを育てることは普通にあります。

種が違えど生乳であれば問題ないのですが
加熱殺菌された牛乳や添加物たっぷりの粉ミルクは
先ほど書いたように、種どうのこうの以前の問題です。

赤ちゃんにとって種よりも乳の質の方が大切です。

乳の質は、お母さんの状態によって決まります。

お母さんがいい状態であればいい乳が出ますし、その逆も然りです。

乳の質(=お母さんの状態)に影響するものは
一番が精神状態
二番が呼吸
三番が食事です。


1、精神状態

精神状態というのは、ストレスの事で
お母さんがイライラしたり怒ったりしているときはいい乳が出ません。

そんな時は赤ちゃんの飲みもよくありません。

私には三人の子供がいますが、
上二人の赤ちゃんの頃は神戸でラーメン屋をやっていて忙しく嫁さんに任せっきりで
丹波に移住してからできた三番目の子の時、初めて一緒に乳幼児の育児を経験し、
その大変さがわかりました。

本来、哺乳動物は群れで子育てをします。

母親ひとりで育児をするなんて人間ぐらいなものです。

昔はまだ親や祖父母といっしょに住んでいたところが多かったですが
今はほとんどの家庭が核家族なので余計に母親に負担がかかりストレスも半端ない状態です。

かといって両親といっしょに住んだほうがストレス溜まったりすることもあるので
今の家族や夫婦の在り方は母親にとっては過酷な状況です。

そういう意味では一夫一婦制はかなり不自然で無理があるのかもしれません。


2、呼吸

精神状態の次に影響があるのは、呼吸です。

吸った空気は直ちに乳に出るそうです。

大人で一日約20キロ、ご飯で茶碗100杯分の空気を吸っています。

昔と比べ、排気ガスも多いし、PM2.5、放射能、農薬など場所によっては飛散しています。

ホルムアルデヒドや洗剤シャンプーの香料などケミカルな物も身の回りに溢れています。

空気のいいところに移り住むのがいいと思いますがなかなか簡単ではないので
せめて妊婦さんや授乳中のお母さんは特に、身の回りのものに気をつける必要があります。



3、食事

そして3番目に食事です。

妊娠中、授乳中に限った話ではないですが、
食品添加物がたくさん入ったものや牛乳といった不自然なものはなるべく避けた方がいいです。



今の時代、精神状態も呼吸も食事もいい状態にするのが難しいので
日本人の半数以上のお母さんの乳は、赤ちゃんがまともに飲めないものだそうです。

よく母乳の出が悪いとか、赤ちゃんの吸いが弱いとか言われますが
そうではなくて、乳そのものの質が悪いので、赤ちゃんが飲まないようにしているのです。

以前、ブログで母乳の代用として、粉ミルクではなくヤギミルクや甘酒をお勧めしましたが
ベストは世界で唯一の無殺菌生乳の「想いやり生乳」だと思います。

質の悪い母乳よりも、質のいい種の違う乳の方が、赤ちゃんにとっていいものです。

ということで、上記の1は正解ではありません。


■飲めなくなるので離乳期を迎える。

そもそも牛だろうと人間だろうと哺乳動物は、自分の子供を育てる分しか乳は出ません。

もしお母さんのおっぱいが足りなくても我が子のために身を削って乳を出そうとします。

母親にとって乳を出すことは、命がけです。

だからずっと出るわけではなく限界がきます。

動物は母親に限界が来ると絶対に飲ませなくなります。

乳には、生きていくために必要なものがすべて含まれているので
できることならずっと飲めるに越したことはないのですが
そういうわけにもいかないので、仕方なく乳以外のものを食べるようになるわけです。

何歳になったから、歯が生えたから、卒乳、断乳ではないのです。

いずれ限界がきて乳が飲めなくなる日が来るのでそのために歯が生えてくるのです。

ということで上記の2に関しては仕方なくそうなるということです。



■自然放牧は虐待。

繰り返しになりますが、本来哺乳動物は自分の子供を育てる分しか乳は出ません。

しかし、今の乳牛は人間都合の品種改良(改悪)によって、赤ちゃんにあげる10倍もの量が出ます。

あまりにも自然とかけ離れすぎて、今の乳牛は自然で生きることは不可能です。

その異常な生き物を自然放牧で育てるなんて無茶です。

とても草だけでは生きていけません。

草だけで生きられるのは、自分の赤ちゃんの分だけ出していた時で、
今の異常な状態では、穀物などの配合飼料でないと生きていけません。

そんな状態の牛を、自然放牧して草だけ食べさせるなんて虐待なわけです。

自然放牧は、牛の事を考えずに儲ける為のイメージ戦略だと言っても過言ではありません。

ただ今のような繋ぎっぱなしで自由に動けない飼育方法を肯定しているわけではありません。

自然放牧して牛が本来食べる草を食べさせるに越したことはないのですが、
その前にまず異常におっぱいの出る牛を本来の姿に戻すことが先決です。

今まで散々人間都合で品種改良(改悪)して不自然な生き物にしておいて
急に自然で生きろというのは、あまりにも身勝手です。

よって上記の9は、間違いです。



牛は本来20歳ぐらいまで生きることができますが、
日本の乳牛の平均寿命は、現在4歳を切っています。

早く出産しないと経済が成り立たなくなるので、2歳で出産させられます。

牛の2歳は、人間でいうと、13,14歳です。

乳に全部栄養を取られて成長できず、
2回目のお産に耐えられない牛も多いそうです。

そんな状態の牛からいい乳が出るはずがありません。

乳に含まれる細菌の数は母親の状態が悪ければ比例して増えます。

細菌が多いと殺菌しなければ製品にできません。

しかし熱を加えると乳に含まれる酵素や乳酸菌は死滅し、乳とは全く違う不自然なものになります。

そんな牛乳が体にいいはずがありません。

これは牛乳に限った話ではありません。

自然を無視、軽視して人間都合だけで作りだされたものは結局自分の首を絞めることになります。

「体にいいか悪いか」「安全かどうか」の判断も人間都合でありエゴです。

そうではなくて、人間も自然の一部なので、「自然か不自然か」で判断することが大切です。

自然界では、お米一粒ずつがすべて違うように全く同じものはありません。

そして常に変化していて、人間では考えられないことが起きるのが自然です。

だからいいも悪いもないし、正解も不正解もありません。

できるだけ知識や情報のフィルターを通して物事を見ないようにして
自分の都合や偏見を捨て、その時の状態をありのままに見て感じることが重要です。



今まで書いたことはすべて受け売りです。

頭で分かっていてもなかなか実践が伴っていません。

人は無意識に自分の都合のいいように思い込もうとしたり、
都合の悪いものから目を逸らそうとしてしまったりします。

人間生きている以上、他に迷惑をかけてしまうので、
感謝と想いやりの心を持って、
自分勝手にならず、
なるべく自然に、なるべく他に迷惑をかけないように生きていこうと思います。


そういうふうに思って実践する人が増えたら
もっと多くの人が幸せになれると思うので
押しつけがましくならないように
楽しく緩く、ブログやメルマガ、セミナーを通じて
サスティナブルライフの輪を広げていけたらいいなあと思っています。



*10/9(金)10:00~12:00神戸で
「世界で唯一の無殺菌牛乳、想いやり生乳を楽しみながら牛乳について考える会」をやります。

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